2009年03月01日

男女差別 たかじんの委員会 H21.3.1

男女差別 たかじんの委員会 H21.3.1

 冒頭麻生総理とオバマ大統領の首脳会談の話。この会談はアメリカのゴールデンタイムのニュースで10秒間しか流れなかったそうだ。これだけ大統領に笑顔のない日米首脳会談は初めて見たとたかじん委員長が言っていたが、私もそれは感じていた。辛坊アナによればその日の夜は議会での一般教書演説があり、会談直後には四大ネットワークのキャスターとの昼食会があって、忙しい日だったからという。
 
 そんな忙しいときに会談を開いた理由が、日本側がアジア諸国の中で一番に首脳会談をしてくれとアメリカに徹底的に頼み込んだため、空いている時間がそこしかなかったからだという。
 宮崎哲弥が、アメリカが中国に米国債を買うように要求しているので日本にも要請がないはずがないと言っていた。そんな厄介な相手のところに何も好き好んでいの一番に行く必要もないのにと思う。


本日のテーマ 男女差別

ゲストはいなかったが、初登場のパネラーが二人。

岡江美希(ニューハーフの美容研究家)
 18歳のときに家出、ダンサーとして働く。22歳(18歳? 18歳から女性だと言っていた)のときに性転換手術を受けて女性に。自らの経験に基づきオリジナルコスメを開発。岡江久美子に憧れ「岡江」を名乗る。美容のトリプルサンショップのオーナー。

脇浜紀子(読売テレビアナウンサー)
 アナウンサーではなく一般職で受験したが、カメラテストを受けるように言われアナウンサーに。99年、南カリフォルニア大学に留学。夫婦別姓推進論者(だが、差別云々の理由ではなく、自由な意思で選択すればいいという意見らしい)。
著書「テレビ局がつぶれる日

 議論の展開はこれまでと変わらないが、朝日新聞のコラムの紹介やいろいろな人の話も聞けるのでときにはソフト路線もいいと思う。女性にもいろいろな考え方があるので、誰かが言っていたように女性だけで議論すれば変わった展開になるかもしれないが、でもやはり収拾はつかないだろうなあと思う。

<パネラー>
三宅久之、金美齢、田嶋陽子、桂ざこば、勝谷誠彦、宮崎哲弥、岡江美希、脇浜紀子(読売テレビアナウンサー)


posted by ナカジー at 18:06 | 差別 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月29日

部落差別 村ア太郎 たかじんの委員会 H20.12.28

部落差別 村ア太郎 たかじんの委員会 H20.12.28

栗原美和子著「太郎が恋をする頃までには…」幻冬舎刊
 この本は被差別部落出身者との婚姻にまつわる未だ現在進行形の差別を描いている本です。
 この問題は最終段階に入っていますが、この最終段階こそがとてつもなく大きな壁で、その壁をブチ壊すための一歩になればと思いこの本を書きました。
…栗原美和子さんの手紙を紹介するナレーションより

本日のゲスト
村ア太郎(猿まわし師)
 妻の栗原さんが二人の結婚を基にした小説で現代の部落問題を描き、村ア氏はその当事者として問題を訴えている。
…村ア氏紹介のテロップより

以下、議論からの抜粋要約。

・結婚については、結婚相手が部落出身者であることを家族が他の人や親族に知られたくないという問題が起る。

・自分の出自を明かす当人はいいが、その兄弟や子供からすると例えば結婚が難しくなるのが困るなどの問題がある。

・30〜40年前位は大企業でも就職での差別があった。

・就職差別は社会の問題なので消えつつあるが、結婚差別は人間の内心の問題なので残る。

・自分の紹介として部落出身者ですと、こういう場で誰も言ってくれないし誰も言えない。ここを何とかしたい。この番組がこういう場で発言する、しゃべっていいという突破口を作ってくれると思った。

・テレビ界では4本指を立ててはいけないという話が25年前はあった。そこに部落差別を議論するような土壌はなかった。

・出身を明かして生きる人、明かしたくない人がいるという問題では、かつて学校で部落出身者であると名乗らせて周囲に理解させようとする無理矢理な同和教育があった。

・高校進学において部落出身者の枠があり、それを使うと結果的に本来点数では入るべき人が落ちるという問題もあった。

・部落出身ということをいつまで言わなければならないか。全部なくなるまでか。

・意識の中の差別は再生産されると思う。


「最後の壁をブチ破るには何が必要か。」

・当事者には部落出身だという心の傷が残ることは忘れないで。テレビで皆さんがきちんと話してくれることによって理解が進んで、どこで言ってもいいんだ、気にしなくていいという状態になれば(いい)。

・テレビで言って貰わんでも良かったという人もいるだろうし、難しい問題だ。

・他の民族問題などと異なり、部落民は何の違いもないのに差別されている。

・根本の問題は何か。

・この問題をメディアなどがどこも取り上げないことが問題。書評についても、お願いしたがひとつしか出ていない。


 後半ゲストとして以前に出演した灘本昌久氏も加わる。

・地域により部落問題を知らずに生活している人もいる。知らない人にはどうするのが良いか。

・全国一律に人権教育を徹底するものではないと思う。地域により差があってしかるべき。

・未来に向けての問題だと思っている。

・部落は残った方がいいのか、なくなった方がいいのか。

・部落問題と他の民族人種の問題とは違う。部落問題はドーナツの穴、周りがなくなってしまうとお皿の上にドーナツの穴が残っているということはない。民族問題はにしんの昆布巻、昆布を食べてもにしんが残っている。

・部落問題はテレビでやるべきか否か。

・前向きな番組ならいいと思うし、差別があって厳しいです皆さん同情しましょうという番組ならしない方がいい。

最後は山口もえの素直な感想で締め。
アイドル席が山口もえで良かった。


続いてのテーマは次の二つ。
アジアで最も「やばい」ことは何か。
(鬼が笑う)来年のこと。



今日は居住まいを正して聞く必要があったな…。


<パネラー>
三宅久之、田嶋陽子、桂ざこば、有田芳生、朴一、勝谷誠彦、宮崎哲弥、山口もえ
<ゲスト>
村ア太郎(猿まわし師)
灘本昌久(京都産業大学教授)
posted by ナカジー at 20:18 | 差別 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月16日

たかじんのそこまで言って委員会 ゲスト灘本昌久 H20.11.16

たかじんのそこまで言って委員会 ゲスト灘本昌久 H20.11.16

 ひとつ目のテーマはマスコミ

 マスコミの問題点などいろいろ意見が出た。以下、発言の趣旨を要約

辛坊アナ
・この番組はどこそこの提供でお送りしています、と言っているのは、スポンサーが番組の制作費を出している。ゴールデンタイムの番組は4千万から1億という金がかかる。とても局がリスクを負って作ることはできない。
番組の途中に入るスポットCMは、どこで流してもいいということになっていて、スポンサーはいちいち気にしていない。

勝谷誠彦
・トヨタとマスコミと財界の行き着いた先。トヨタの前のボスが、トヨタはあちこちにスポットCMを入れている、社保庁、厚生労働省をたたくのだったら報復する、つまりスポットCMを引き上げる、と発言した。これは大問題なのに新聞はどうして一面で報道しないのか。

 というので注意して見ているとこの直後にもトヨタのCMが…

上杉隆
・記者クラブが問題である。内閣記者会の総理への「ぶら下がり取材」や記者クラブ主催の会見は事前に質問事項を渡すなど手順が初めから決まっている。

 現状は自由な質問や取材ができないという上杉氏に対し、三宅氏はそんなことはないと否定。どちらが正しいのか、どこがすれ違っているのかよく分からない。

辛坊アナ
・NHKのニュースで顔にモザイク処理をして誰が話しているのか分からない。これを人権とする考えに引っ張られている。これだと放送局が勝手に何でもできるようになる。

 NHKはふんだんに金がある、北極にクマが生れるまで5年もいる、ドキュメンタリーでは民放はかなわないという意見が相次ぐ。

志方俊之
・海上保安庁の救難活動など人知れず命懸けでやっている人をルポしてほしい。


 二つ目のテーマは差別

 ゲストは灘本昌久
 元・京都部落問題研究資料センター所長。京都産業大学教授。
 京都部落史の編纂や人権同和教育にも携わる。
 著書「ちびくろサンボよすこやかによみがえれ」など。

 この番組に出るのは勇気がいる、すぐ場外乱闘になるので、と初めの挨拶。

 おもにパネラーが質問して、ゲストが答えるという形で進む。以下、要約。

灘本昌久
・同和差別はよくなっている。今はよろしいな、と年寄りの言葉を聞く。
・ハード面での生活改善はよくなっている。
・就職や結婚などでの差別はきれいになくなっていないが、昔から比べるとよくなっている。
・部落差別が江戸時代にできたという説は、40〜50年前の説。現代研究では室町時代とか鎌倉時代の終わりまで遡る。村ができたとき、陰の存在として部落差別が生まれた。
・村のまとまりに入れなかった人たち。いろいろな事情(例として年貢を払えず夜逃げ同然で村から離れた、転変地異で耕していた田畑がなくなった、身体障害で農耕に従事できないなど)で村社会の正式メンバーとして存在し得ない人が形成した。

鈴木邦男
・それをお上は利用したのか。

灘本昌久
・幕府や藩は積極的に差別を作り出したり、煽ったりはしない。
・はじきだされた人々からいくつかの賤民集団の系列ができた。

 差別は共同体の意志として今まで続いてきた、だから根深い、などの発言あり。

筆坂秀世
・一部の人が同和事業を利権化した、その結果怖いと思われるようになった。

鈴木邦男
・それをオープンに話ができるようになった。今も糾弾とかはあるのか。

灘本昌久
・ここ10年位は紳士的である。1960年代まではひどい生活実態と差別があった。行政は無関心だった。その中で解放同盟の運動は多少怖がられている方が要求を通すにはいいという悪しき習慣ができたが、2000年以降は随分よくなった。

辛坊アナ
・現状における問題は何か。

灘本昌久
・差別が残っていていやな目にあうことと行政政策をすべきかということは別のこと。

鈴木邦男
・オープンにできるようになったのは、「朝まで生テレビ」で取り上げたとか、今まで発言できなかったから実力でやるしかないという姿勢だったのが、発言してオープンにした方が目的を達せられる、というのが大きかったのではないか。
 もう一つは、(先に言われた)机を蹴とばした方が早いみたいな人たちが今不満を持っている部分もあるのではないか。

灘本昌久
・同和問題だけを単独で取り出して強力に運動を推進するという段階は過ぎていると思う。ただし、地域の町や村がいろいろな問題に対処できるような強さで残っているかというと危なっかしいので、町づくりや村づくりの中に障害者や老人や同和問題を解決するための要素を組み入れていって、発展的町内会運動みたいなことをした方が良いと思う。


 今日のオンエアだけだと言い分のある人もいることと思う、大きな問題として今後も続けていきたいという辛坊氏の話であった。


 最後のテーマは「庶民」について

鈴木邦男
・…収入は(庶民以下の)極貧でも、志は貴族で…

やしき委員長
・…収入は還元している。朝3時4時まで飲むのはどんなに辛いか。行きたくないのだが今日はママの誕生日やねん。あなたねぇ、テレビに出とった方がどれだけ楽か…

<パネラー>
三宅久之、志方俊之、鈴木邦男、筆坂秀世、勝谷誠彦、宮崎哲弥、上杉隆、上原美優
<ゲスト>
灘本昌久(京都産業大学教授)
posted by ナカジー at 00:00 | 差別 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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